29日夜、韓国梨泰院で起きた群衆雪崩の事故。
若い方々が大勢亡くなられた事。
非常に心が痛みます。
今後同じような事故に自分や自分の周りの大切な人も巻き込まれる可能性はあります。
事故が発生する際の心理状況や危険個所等を
新聞・ニュースの情報よりまとめました。
●群衆心理とは
沢山の人が集まり集団になった時、
個人に対し以下の様な「群衆心理」が大きく作用します。

2010年の竹下通り群衆事故 :
「有名人が来ている!」との声に興奮した女性が殺到。
将棋倒しになった事故。実際には有名人はいなかった。

赤信号みんなで渡れば怖くない…の心理




4年前の渋谷ハロウィン。
軽自動車を横転させて騒ぐ。
山村武彦(防災システム研究所所長)氏
「群衆の心理として、軽薄性、匿名性、興奮性が内包されている。『有名人が来る』という未確認情報が流れると冷静さが低下する。軽薄的に行動を起こして興奮状態になる。群衆というのはリスクがあるという認識が必要」 ( 2022年10月31日の「モーニングショー」 より)
●雑踏事故が起こりやすい箇所

このような箇所で人が多くなったら、闇雲に進まず
いったん様子を見たり、遠回りした方がいいかもしれない。
●事故が起きやすい危険な状態の見分け方

イエローカード:注意が必要。なるべく近寄らないほうがいい。

事故が起きる可能性が非常に高い。
身を守る対策(以下参照)を!
☆因みに満員電車は1㎡あたり6人前後だそうです
●群衆の中で死亡する原因

小さな子供・女性・お年寄りは圧力に対抗できる筋力や力が無いため犠牲になりやすい。
●もし群衆に入り込んでしまったら
身を守る対策を!


☆もし転倒してしまったら:
頭・体を守る。
うずくまり、呼吸できる姿勢を確保する
ハロウィン以外にも災害時やコンサート、スポーツ観戦等で上記の様な境遇に陥る事もあると思います。
子供達に情報を伝える事はもちろん、
自分たちも群衆に属する事のリスクを理解することで
危険を回避したり、
助かる可能性を少しでも高めることが出来ればいいと思います。
では!
参考資料:
●2022年10月31日「モーニングショー」